R-指定vs呂布カルマの因縁対決に決着:フリースタイルダンジョン感想(シーズン3 Rec5-7)

フリースタイルダンジョンのイメージ

【ネタバレ注意】「フリースタイルダンジョン3rd season Rec 5-7(R-指定 vs 呂布カルマ)」をAbemaTVの無料動画で視聴した感想。R-指定が用意したネタに対して、呂布カルマは準備不足だったのではないか。R-指定に勝つためには彼が不調であることを祈るしかない。(Photo:Photocapy)

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呂布カルマは準備不足だった

呂布カルマが情報戦で負けた、という印象。呂布カルマが漢 a.k.a. GAMI、T-Pablow、DOTAMAと対戦している間にR-指定は呂布カルマに対する的確なディスを探していた感じがします。というよりも、R-指定が持っていた積年の恨みのようなものが全部吐きでたような試合でした。

R-指定はCreepy Nuts(R-指定&DJ松永)として「みんなちがって、みんないい。」、「教祖誕生」といった楽曲を発表しています。「みんなちがって、みんないい。」では一部だけ呂布カルマに対するディスのような歌詞が含まれており、「教祖誕生」は全てが呂布カルマに向けてのディスに聞こえる出来になっています。

そういうこともあってか、今回の対戦はR-指定が呂布カルマに対して日頃思っていたことをぶつける試合に見えました。

結果的にはR-指定が勝利したわけですが、呂布カルマはR-指定の戦法を研究していれば十分勝てた勝負だったと思います。恐らく「あれこれ考えるよりも即興で臨んだほうがいいだろう」と呂布カルマは考えたのではないか、と思ってしまうくらいの内容でしたが、今回はそれが裏目に出ました。

なぜならR-指定は呂布カルマの情報を事前に溜め込んでいましたから。呂布カルマが芸大卒とか、ラップでニュースを読んでいることとか、事前の試合も含めて。それに対して呂布カルマはあえて即興で挑みました。ここでもしも呂布カルマが「実はR-指定はネタ野郎だ」みたいなことを即興のように面白おかしく言って、なおかつR-指定が指摘したことをサラッと受け流して論点をずらしてディスっていれば勝率は50%くらいにまで上がったのかもしれません。「お前裏でずっと俺のこと考えてたのか。もしかして俺のことが好きなのか?」みたいに(これはあくまでも例えです)。

1バース目のR-指定は『「言葉のウエイト」ってほど軽い言葉はない』と明らかに事前に考えてきたような調子で言葉を放っているので、そこを深く突き刺していけば十分勝算はあったのではないでしょうか。

R-指定は口喧嘩でも最強のラッパー?

今回の試合で最も凄かったのは、R-指定が呂布カルマに口喧嘩で完全に勝利したことです。個人的には呂布カルマが放つディスに対して、R-指定は韻とフロウで誤魔化して勝つことを予想していたのですが、蓋を開けてみればR-指定が論戦で勝ってしまうという結果になりました。

呂布カルマはR-指定のみすぼらしい見た目を批判しましたが、R-指定は前のバースで「呂布カルマがブーメラン発言をしていること」に対して言及しました。なのでR-指定の「グラサンで目を隠してるってことやろ」という発言が非常に説得力のあるものに変わりました。

結局のところ「R-指定が呂布カルマのブーメラン発言を指摘したこと」が勝負の分け目でした。もしも呂布カルマが先攻をとり、R-指定が事前に情報をかき集める習性に対して大人が子供を諭すように批判していれば勝っていたのではないか、と思うのですが、「ああしていれば、こうしていれば」と考えているのは呂布カルマも同じでしょう。

R-指定が口喧嘩でも最強ということになれば、R-指定に敵う相手はもうほとんどいなくなってしまいます。R-指定に勝つためにはNAIKA MCや般若のように「熱さ」を強調したラップで挑むか、崇薫のように上手にのらりくらりとやっていくかくらいしか勝つ手段がないように思います。

TKda黒ぶちは気持ちのいいフロウを披露し、なおかつお客さんを味方をつけてR-指定に勝利したわけですが、他にもR-指定に勝つ方法があるとすれば「調子の悪い時のR-指定と当たる」ことを祈るしかないのでしょうか。

最後に:フリースタイルダンジョンで勝ち上がる方法

結果論ではありますが、呂布カルマが負けを認めたのは自然の成り行きのように思います。今回は呂布カルマは相手の言ったことを全否定するのではなく、一部分は受け入れてカウンターで返すことが多かったです。あの時はR-指定に対して何も言い返せなかったので、敗北宣言をしたといったところでしょうか。やはり呂布カルマの準備不足感は否めません。

逆に言うとフリースタイルダンジョンで勝ち上がっていくためにはTKda黒ぶち・NAIKA MC・崇薫の三人が組んだパンチラインフェチズのように戦略を練って挑まないと無理っぽいです。戦略を練ったとしても綺麗に歌ってしまうとR-指定に「それネタやろ」と指摘され負けてしまうので、事前に用意したネタをいかに即興性のある調子で披露していくかが鍵かもしれません。

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2017.01.01

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